入学者選抜概要
カリキュラム・ポリシー
全学カリキュラム・ポリシー
1.初年次教育
学士課程へのスムーズな移行のためには、大学の教育特色であるボランティア活動、環境美化活動、大学の理念を含めた教育方針を理解し、また図書館の利用、情報の検索方法、ノートテイキング、レポートの作成方法、発表方法など大学での学び方や専門教育の在り方などを目的に基礎演習、ボランティア活動Ⅰなどを配置。
1年次の早い時期に専門領域の役割・やりがい・面白さへの理解を促し、学業への意欲を高めることを目的した専門の概論科目を配置。
挨拶やお礼、お願いごと、困ったことなどの伝え方、相手への共感の方法・意味を学び、大学における対人関係力を高める目的に基礎演習、ボランティア活動を配置。
2.豊かな人間性
大学の理念(礼儀・挨拶・仁・知行合一など)、ボランティア活動、環境美化活動など大学の特色の理解と実践を目的とし、哲学、道徳、ボランティア活動、基礎演習、総合演習の科目を配置。
基礎分野の科目履修を通して幅広い教養を身につけることを促すことを目的に人文社会学系、自然科学系、教育学系、外国語、スポーツ科学などの一般教養の科目を配置。
ボランティア活動、地域支援を通して、地域における保健・医療・福祉・教育職や専門職として期待される役割を理解することを目的にボランティア活動、地域支援、保健医療福祉に関する科目を配置。
病院や施設などでの実習、及びそのオリエンテーションや報告会の中で、専門職としての行動規範の理解を促すことを目的とした科目を配置。
3.専門性の探求
興味・関心の領域の開発や幅を広げる、新しいことや分からないことを調べる、また学び続けることやその喜びなどの志向性、態度を育てることを目的に研究法、卒業研究、フィールドワーク、海外の語学・医療・福祉・教育研修などを配置。
4.専門的実践力
病院、施設、地域などの現場における諸課題について、理論的・実践的研究を深め、専門職としての役割を自覚し、全体を俯瞰して課題解決にあたるための高度な専門的能力及び実践力の向上を図り、加えて地域・社会生活のマネージメント力、協働遂行力及び地域連携力を備えた人材育成のために、健康、価値、文化、発達、教育、環境などの視点で、対象者の評価や介入の専門的実践力を学ぶ科目を配置。また、座学で学んだ知識と実践技術を結びつけて理解することを促すための実習・演習、及び病院・施設・地域などの臨床実習を配置。
5.多職種協働(態度・志向性)
学内、海外、及び地域・臨床現場でのコミュニケーション能力の向上・修得や専門職間の役割、及び協業について理解し、協力して授業を進めることを目的に海外の語学・医療・福祉・教育研修、全学による役割や事例検討、ボランティア活動、基礎演習、総合演習などを配置。
6.地域実践(総合的な学習経験と創造的思考力)
地域や福祉施設でのボランティア活動や専門職としての地域での実践の科目を配置し、地域支援の知識・技術・マネージメント力の修得を目指す。
社会福祉学部 カリキュラム・ポリシー
(知識・理解)
- 1.所属する各専攻・コース(社会福祉専攻:社会福祉コース・福祉心理コース・学校教育コース/ 子ども専攻:児童福祉コース・初等教育コース)に、基礎教養科目・専門的かつ体系的な知識を習得する科目を置く。
(態度・志向性)
- 2.講義・演習・実習・実技などの多様な形態の専門科目とともに、人間に対する深い理解を行い社会の複雑な事象を追究して分析する技能を習得する科目を設ける。
(汎用的技能)
- 3.教養科目・専門科目で学んだ知識を実践する力を培うために、双方向的活動・協調的活動・自律的活動を含む演習科目・実習科目・実技科目を置く。
(統合的な学習経験と創造的思考力)
- 4.福祉・心理・教育についての学習を通して人間社会の複雑な事象を追究・分析するとともに、その背景にある文化を捉えながら支援・援助を行うための実践科目・研究科目を設ける。
- 5.専攻・コースにより、社会福祉士・精神保健福祉士資格並びに、高等学校・中学校・小学校・幼稚園教諭、及び保育士免許取得に関わる科目を設ける。
社会福祉学部 社会福祉専攻 カリキュラム・ポリシー
(知識・理解)
- 1.関連領域から求められる専門職としての高い知識及び技能を修得するための科目。
(汎用的技能)
- 2.様々なニーズに的確に応え、実践へと繋げるより高い能力・技術力・コミュニケーション能力を有するための科目。
- 3.福祉・心理・教育面から時代のニーズを見据えた科目。
- 4.地域貢献の必要性の理解と実践的な行動力を身に付けるための科目。
(態度・志向性)
- 1.専門職として識見を涵養するため、実践面での経験を通じて積極的な取り組みに資する機会を推進する科目。
- 2.多様化・複雑化する福祉ニーズに的確に対応するための科目。
- 3.常に社会の動向を注視しクライエントの満足度向上に資するため科目。
(統合的な学習経験と創造的思考力)
- 4.各自が社会の動向を把握し、現場体験を重ね、そこから得られる知識・経験・技術を積み重ねる機会を与える科目。
- 5.学年ごとに基礎的思考力、基本的技能などを高め4年次には現場での対応が十分図れる資質を備えられるような科目。
社会福祉学部 子ども専攻 カリキュラム・ポリシー
(知識・理解)
- 1.豊かな人間性を涵養し、子どもに対する援助や教育を行うために必要な基礎教養科目・専門科目を設ける。
(汎用的技能)
- 2.子どもだけでなく、その家庭や背景となる社会について知り、それらを見据えた子どもの援助・教育を行うための科目を設ける。
- 3.確かな実践力を持つ専門職を育成するために講義科目・演習科目・実技科目を有機的かつ関連させながら、段階的に設ける。
(態度・志向性)
- 4.子どもの保育・教育の目的・内容・方法を修得し、活動や体験から学ぶための実技科目 を設ける。
(統合的な学習経験と創造的思考力)
- 5.専門性を深めるため、こども・家庭・社会の課題について研究する科目を設ける。
医療技術学部 カリキュラム・ポリシー
医療技術学部の人材養成の目的(ディプロマ・ポリシー)を達成するために、教育課程を「基礎科目」、「専門基礎科目」「専門科目」に区分して編成し、医療人としての必要な素養を養成するとともに、医療技術者として求められる知識と技術を確実に修得させる。
(教育内容)
- 1. 基礎科目では、医療人として必要な幅広い教養とコミュニケーション能力を養成する科目を配置する。
- 2. 専門基礎科目では、臨床検査学・臨床工学の基礎的な知識と技能を深めるために重要な科目を配置し、両学問領域の基礎知識を初年次から段階的に学修させる。
- 3. 専門科目では、基礎科目・専門基礎科目で修得した知識・技術をもとに、専門知識としての医療技術の理論と実際を学修させる。
- 4. 臨地実習(臨床検査学専攻)、臨床実習(臨床工学専攻)では、実践能力の修得とコミュニケーション能力の向上を図る。
- 5. 卒業研究および総合演習Ⅰでは、保健医療の諸課題に対する基礎的研究能力・自己開発力を養成する。
(教育方法)
- 1. 学生参画型対話型教育を活用する。
- 2. 講義と演習、実習を連続的に行い、知識と技能の深化・定着を図る。
- 3. 学習ポートフォリオを用いて個々の学生の学修デザインを支援する。
(学習成果の評価方針)
- 1. シラバスに学習成果の評価方法を具体的に明示し、学生の成長を促進するための厳格な成績評価を行う。
- 2. ディプロマポリシーに示した資質・能力を達成状況は、総合的な学習到達度および卒業研究・卒業論文によって評価する。
臨床検査学専攻 カリキュラム・ポリシー
(教育課程の編成方針)
教育研究上の目的は、急速に高度化・専門化する臨床検査領域に対応でき、さらに臨床工学領域の知識・技術を持ち、人間性を尊重し、チーム医療で活躍できる臨床検査技師を育成することであり、この目的を達成するために必要なカリキュラムを編成する。
(教育内容・方法)
- 1. 初年次に語学、哲学、心理学を学び、幅広い教養と技能を養成する。
- 2. 初年次に始まる「基礎演習」等通じて、コミュニケーション能力を高め、高い倫理観を身に着ける教育を行う。また、主体的に考え行動する能力も養成する。
- 3. 初年次に始まる「ボランティア活動」において知行合一の能力を養成する。
- 4. 初年次の「医療・福祉・教育の基礎」における専門職連携教育を通じて、チーム医療の中で、自己の職種の意義を理解し、その活用のために必要な能力を養成する。
- 5. 初年次に専門基礎科目として解剖学、生理学、生化学を学び、3年次以降の専門科目(臨床検査総論、病理学、臨床化学、臨床微生物学、医動物学、臨床血液学、臨床免疫学、臨床生理学)へと移行し、基礎から臨床にわたる階層的知識を積み上げる。
- 6. 3年次以降、臨床工学領域の知識・技術を養成する。
- 7. 4年次の「卒業研究方法論」、および「卒業研究」において、保健医療の諸課題に対する基礎的研究能力を養成する。
(学習成果の評価方針)
- 1. シラバスに学習成果の評価方法を具体的に明示し、学生の成長を促進するための厳格な成績評価を行う。
- 2. ディプロマポリシーに示した資質・能力を達成状況は、総合的な学習到達度および卒業研究・卒業論文によって評価する。
臨床工学専攻 カリキュラム・ポリシー
(教育課程の編成方針)
教育研究上の目的は、日々進歩する臨床工学領域に対応でき、医療機器の技術と管理を担い、さらに臨床検査領域の知識・技術も持ち、人間性を尊重し、チーム医療で活躍できる臨床工学技士を養成することであり、この目的を達成するために必要なカリキュラムを編成する。
(教育内容・方法)
- 1. 初年次に語学、哲学、心理学を学び、幅広い教養と技能を養成する。
- 2. 初年次に始まる「基礎演習」等を通じて、コミュニケーション能力を高め、高い倫理観を身に着ける教育を行う。また、主体的に考え行動する能力も養成する。
- 3. 初年次に始まる「ボランティア活動」において知行合一の能力を養成する。
- 4. 初年次の「医療・福祉・教育の基礎」における専門職連携教育を通じて、チーム医療の中で、自己の職種の意義を理解し、その活用のために必要な能力を養成する。
- 5. 初年次に専門基礎科目として解剖学、生理学、生化学を学び、3年次以降の専門科目(生体計測技術学、医用治療機器学、呼吸療法技術学、血液浄化技術学、機器安全管理学)へと移行し、基礎から臨床にわたる階層的知識を積み上げる。
- 6. 3年次以降、臨床検査領域の知識・技術を養成する。
- 7. 4年次の「卒業研究方法論」、および「卒業研究」において、保健医療の諸課題に対する基礎的研究能力を養成する。
(学習成果の評価方針)
- 1. シラバスに学習成果の評価方法を具体的に明示し、学生の成長を促進するための厳格な成績評価を行う。
- 2. ディプロマポリシーに示した資質・能力を達成状況は、総合的な学習到達度および卒業研究・卒業論文によって評価する。
看護学部 カリキュラム・ポリシー
看護学部看護学科は、建学の精神「仁」、教育理念としての「知行合一」の精神の基に、人間力の涵養として「全学共通科目」を配置し、実践の科学である「看護学」は、文部科学省・厚生労働省令「保健師助産師看護師学校養成所指定規則」の規定に基づき編成する。 看護学の概念は、『人間』を中心として互いに影響しあう、『環境』『健康』『看護』の4つの概念の思考を基盤とし、その上に専門職業人育成としての探究心を育み、人間性豊かな看護活動を展開する能力を身に付けられるように教育課程を構成する。具体的には、全ての学生が看護師国家試験受験資格を、また選抜により保健師国家試験受験資格を同時に得られる教育内容で構成し、さらに保健師資格で取得可能な養護教諭二種免許状から、よりレベルの高い養護教諭一種免許状取得可能な教育課程を構成する。教育課程の編成方針は以下のとおりである。
(知識・理解)
- 1. 看護の概念枠組みである人間・環境・健康・看護の理解、また、看護の対象者を理解し基礎・基本から実践・応用まで看護学の理論と技術を深め、実践できる能力を身につけるために看護学領域の群に「基礎看護学」、「精神看護学」、「母性看護学」、「小児看護学」、「成人看護学」、「高齢者看護学」、「在宅看護学」を配置する。
- 2. 看護を実践するためには、対象者の心身に起きている状況を理解し、その人に応じた健康課題をアセスメントするための知的基盤が必要である。そのために、看護学関連領域群に「医学自然科学系」の科目を配置する。
- 3. 地域で生活する人々が、より健康に安心して暮らせる支援を目指す保健師は、専門知識・技術の修得を身に付ける必要がある。そのために、統合教育を基盤とし、看護師・保健師の両国家試験受験資格に係る科目を必修とし、看護学領域群に「公衆衛生看護学」を配置する。
- 4. 保健・医療・福祉・教育と連携・協働できる養護教諭の育成を目指し、養護教諭1種免許を取得できるための課程を設けている。主な知識、技術を身に付けるために、一般教養領域群に、「教育学系」の科目を配置する。
(汎用的技能)
- 5. 専門知識や技術を統合・汎用し、情報検索・収集、情報の量的・質的な分析、問題解決能力を身に付けるために一般教養領域群に「自然科学系」の科目を配置する。
(態度・志向性)
- 6. 『仁:真心』の建学の精神を学ぶために、一般教養領域群に「基礎演習Ⅰ」、「基礎演習Ⅱ」、「総合演習Ⅰ」、「総合演習Ⅱ」を、またコミュニケーション能力を身に付けるためにも「ボランティア活動と自己省察」を全学共通科目として配置する。
- 7. 人として必要な高い倫理観、および幅広い教養と豊かな人間性を育成するために、一般教養領域群に「人文社会科学系」の科目を配置する。
- 8. 人々の健康と生活の質を高める看護を実践するためには、社会資源を評価し活用できる基礎的知識と技術が必要で、また、多職種の役割理解と看護の役割、チーム連携方法なども身に付ける必要がある。そのために看護学関連領域群に「社会科学系」の科目を配置する。
(統合的な学習経験と創造的思考力)
- 9. 既習の知識や体験を総合し、自己の課題を明確にして、看護実践能力の向上と卒業後のキャリア形成につなげるために看護学領域群に「統合分野」を配置する。
リハビリテーション学部 カリキュラム・ポリシー
1. 初年次教育
学士課程へのスムーズな移行のためには、大学の教育特色であるボランティア活動、環境美化活動、大学の理念を含めた教育方針を理解し、また図書館の利用、情報の検索方法、ノートテイキング、レポートの作成方法、発表方法など大学での学び方や専門教育の在り方などを目的に基礎演習、ボランティア活動Ⅰなどを配置。
1年次の早い時期に専門領域の役割・やりがい・面白さへの理解を促し、学業への意欲を高めることを目的した専門の概論科目を配置。
挨拶やお礼、お願いごと、困ったことなどの伝え方、相手への共感の方法・意味を学び、大学における対人関係力を高める目的に基礎演習、ボランティア活動を配置。
2. 豊かな人間性
大学の理念(礼儀・挨拶・仁・知行合一など)、ボランティア活動、環境美化活動など大学の特色の理解と実践を目的とし、哲学、道徳、ボランティア活動、基礎演習、総合演習の科目を配置。
基礎分野の科目履修を通して幅広い教養を身につけることを促すことを目的に人文社会学系、自然科学系、教育学系、外国語、スポーツ科学などの一般教養の科目を配置。
ボランティア活動、地域支援を通して、地域における保健・医療・福祉・教育職や専門職として期待される役割を理解することを目的にボランティア活動、地域支援、保健医療福祉に関する科目を配置。
病院や施設などでの実習、及びそのオリエンテーションや報告会の中で、専門職としての行動規範の理解を促すことを目的とした科目を配置。
3. 専門性の探求
興味・関心の領域の開発や幅を広げる、新しいことや分からないことを調べる、また学び続けることやその喜びなどの志向性、態度を育てることを目的に研究法、卒業研究、フィールドワーク、海外の語学・医療・福祉・教育研修などを配置。
4. 専門的実践力
病院、施設、地域などの現場における諸課題について、理論的・実践的研究を深め、専門職としての役割を自覚し、全体を俯瞰して課題解決にあたるための高度な専門的能力及び実践力の向上を図り、加えて地域・社会生活のマネージメント力、協働遂行力及び地域連携力を備えた人材育成のために、健康、価値、文化、発達、教育、環境などの視点で、対象者の評価や介入の専門的実践力を学ぶ科目を配置。また、座学で学んだ知識と実践技術を結びつけて理解することを促すための実習・演習、及び病院・施設・地域などの臨床実習を配置。
5. 多職種協働(態度・志向性)
学内、海外、及び地域・臨床現場でのコミュニケーション能力の向上・修得や専門職間の役割、及び協業について理解し、協力して授業を進めることを目的に海外の語学・医療・福祉・教育研修、全学による役割や事例検討、ボランティア活動、基礎演習、総合演習などを配置。
6. 地域実践(総合的な学習経験と創造的思考力)
地域や福祉施設でのボランティア活動や専門職としての地域での実践の科目を配置し、地域支援の知識・技術・マネージメント力の修得を目指す。
(1-4)専門的実践力
専門基礎として、人の構造・機能の理解することを目的に解剖学、生理学、運動学、発達学、心理学を配置し、疾患の理解することを目的に整形外科学、神経内科学、精神医学など臨床医学系の科目を配置。またリハビリテーションで扱う主たる疾患について、総合的に理解・統合する科目を配置。
評価の目的、方法の知識・技術、及び結果の記載方法や解釈に関する科目、介入理論、及び方法に関する知識・技術に関する科目、加えてそれらを基に評価・問題点抽出・全体像の把握・目標設定・介入の一連の実践プロセスを理解することを目的とした演習科目を配置。
臨床実習科目を配置し、学内での知識・技術を病院・施設、そして対象者の方に臨床実習指導者のもと実践する。
理学療法専攻 カリキュラム・ポリシー
(1)教育内容
(1-1)初年次教育
学士課程へのスムーズな移行のためには、大学の教育特色であるボランティア活動、環境美化活動、大学の理念を含めた教育方針を理解し、また図書館の利用、情報の検索方法、ノートテイキング、レポートの作成方法、発表方法など大学での学び方や専門教育の在り方などを目的に「基礎演習Ⅰ」、「ボランティア活動Ⅰ」、「医療・福祉・教育の基礎」を配置。
1年次の早い時期に作業療法士の役割・やりがい・面白さへの理解を促し、学業への意欲を高めることを目的に「理学療法概論」、「理学療法セミナーⅠ」を配置。
挨拶やお礼、お願いごと、困ったことなどの伝え方、相手への共感の方法・意味を学び、大学における対人関係力を高める目的に「基礎演習Ⅰ」、「ボランティア活動Ⅰ」、「対人関係論」を配置。
(1-2)豊かな人間性
大学の理念(礼儀・挨拶・仁・知行合一など)、ボランティア活動、環境美化活動など大学の特色の理解と実践を目的とし、「人間哲学」、「道徳教育」、「ボランティア活動Ⅰ・Ⅱ」、「基礎演習Ⅰ・Ⅱ」、「総合演習Ⅰ・Ⅱ」を配置。
基礎分野の科目履修を通して幅広い教養を身につけることを促すことを目的に「教育原理」、「生涯学習概論」、「心理学」、「国際文化論」、「物理学」、「法学」、「経済学」、「情報処理Ⅰ・Ⅱ」、「マスメディア論」、「医療英語Ⅰ・Ⅱ」、「韓国語Ⅰ・Ⅱ」、「中国語Ⅰ・Ⅱ」、「スポーツレクリエーション実技」、「レクリエーション活動援助法」、「障害者スポーツ」、「医療・福祉・教育の基礎」、「対人関係論」を配置。
理学療法士の職業人・医療人としての行動について理解を促すことを目的に「理学療法概論」、「リハビリテーション管理学」を配置。
ボランティア活動、地域支援を通して、地域における保健・医療・福祉・教育職や理学療法士に期待される役割を理解を目的に「ボランティア活動Ⅰ・Ⅱ」、「地域理学療法学演習」を配置。
臨床実習、及びそのオリエンテーションや報告会の中で、理学療法士の行動規範の理解を促すことを目的に「基礎評価実習」、「評価実習」、「総合臨床実習Ⅰ・Ⅱ」、「地域リハビリテーション実習」を配置。
(1-3)専門性の探求
興味・関心の領域の開発や幅を広げる、新しいことや分からないことを調べる、また学び続けることやその喜びなどの志向性、態度を育てることを目的に「研究法」、「研究法演習」、「卒業研究」、「リハビリテーション管理学」、「海外語学研修(カナダ)」、「海外医療福祉研修(フィリピン)」、「リハビリテーション治療学特論Ⅰ~Ⅳ」を配置。
(1-4)専門的実践力
人の構造・機能の理解することを目的に「解剖学Ⅰ・Ⅱ」、「生理学Ⅰ・Ⅱ」、「生理学実習」、「運動生理学演習」、「基礎運動学Ⅰ・Ⅱ」、「臨床運動学演習」、「人間発達学」、「臨床心理学」を配置。
疾患を理解することを目的に「臨床医学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」、「一般臨床医学」、「リハビリテーション医学」、「内科・老年医学」、「整形外科学Ⅰ・Ⅱ」、「神経内科学Ⅰ・Ⅱ」、「精神医学」を配置し、またリハビリテーションで扱う主たる疾患について、総合的に理解・統合することを目的に「疾患学インテグレート」を配置。
理学療法における評価に関して、目的、方法の知識・技術、及び結果の記載方法や解釈を修得することを目的に「基礎理学療法評価学」、「基礎理学療法評価学演習」、「運動器障害理学療法評価学演習」、「中枢神経障害理学療法評価学演習」、「内部障害理学療法評価学演習」、「リハビリテーション画像評価学」を配置。
理学療法の介入理論、及び方法に関する知識・技術に関して、理学療法における専門領域(運動器障害・中枢神経障害・内部障害・発達障害・老年期障害など)に応じた科目である「運動療法学」、「運動療法学実習」、「運動器障害理学療法治療学」、「運動器障害理学療法演習」、「中枢神経障害理学療法治療学」、「中枢神経障害理学療法演習」、「内部障害理学療法治療学」、「内部障害理学療法演習」、「発達過程理学療法治療学」、「ヘルスプロモーション理学療法演習」、「物理療法学」、「物理療法学実習」、「義肢装具学」、「義肢装具学実習」を配置。
理学療法の評価・問題点抽出・全体像の把握・目標設定・介入の一連の実践プロセスを理解することを目的に「理学療法セミナーⅠ~Ⅳ」を配置。
座学で学んだ知識と実践技術を結びつけて理解することを促すための実習・演習科目として、「体表解剖・触診演習」、「基礎理学療法評価学演習」、「運動器障害理学療法評価学演習」、「中枢神経障害理学療法評価学演習」、「内部障害理学療法評価学演習」、「中枢神経障害理学療法演習」、「内部障害理学療法演習」、「発達過程理学療法治療学」、「ヘルスプロモーション理学療法演習」、「物理療法学実習」、「義肢装具学実習」を配置。
また、施設における臨床実習として、「基礎評価実習」、「評価実習」、「総合臨床実習Ⅰ・Ⅱ」、「地域リハビリテーション実習」を配置。
(1-5)多職種協働(態度・志向性)
学内、海外、及び地域・臨床現場でのコミュニケーション能力の向上・修得や専門職間の役割、及び協業について理解し、協力して、授業を進めることを目的に「医療・福祉・教育の基礎」「海外語学研修(カナダ)」、「海外医療福祉研修(フィリピン)」、「チームケア入門Ⅰ・Ⅱ」、「保健医療福祉論」、「研究法」、「研究法演習」、「卒業研究」、「疾患学インテグレート」、「リハビリテーション管理学」、「生理学実習」、「運動生理学演習」、「基礎運動学Ⅰ・Ⅱ」、「臨床運動学演習」、「ボランティア活動Ⅰ・Ⅱ」、「基礎演習Ⅰ・Ⅱ」、「総合演習Ⅰ・Ⅱ」を配置。
(1-6)地域実践(総合的な学習経験と創造的思考力)
「ボランティア活動Ⅰ」、「ボランティア活動Ⅱ」、「保健医療福祉論」、「地域理学療法学」、「地域理学療法学演習」、「地域リハビリテーション概論」、「日常生活活動学」、「地域リハビリテーション実習」を配置し、地域や福祉施設でのボランティア活動、及び理学療法士の実践を修得するための地域支援の知識・技術、及びその実践を行う。
(2)教育方法
(2-1)豊かな人間性を育むために
「人間哲学」、「道徳教育」にて、大学の理念である真心(思いやり・いつくしむ心)を育て、人の道を行う(正しい行い)「仁」を建学の精神について学び、ボランティア活動、そして正課外活動としての環境美化活動の実践の場を通して、その本質の理解を促し、人格的な資質を育む。また、ボランティア活動では、個々の目標と活動報告、目標に対しての振り返りをポートフォリオとして整理する。環境美化活動においても教育環境の整備、清掃活動に必要な用具の管理など主体的でかつ協力しながら実施することで、気づきや他者への配慮など大学の理念を学ぶ場とする。
一般教養科目は、教育学、語学、情報リテラシーなどの科目を配置することで、社会的常識、およびそれらに支えられた豊かな教養により醸成、人間性を身につけることを期待している。
(2-2)専門性の探求
医療・福祉、及び理学療法は、その技術の進化や社会保障制度の変化を含めた社会の求めるものも変化していく。それへの対応や理学療法士が社会に必要とされるためには、常に学び続ける姿勢とその成果を示していく必要である。その為に、研究・探求の重要である。「研究法演習」、「卒業研究」は、将来の目標や興味関心を広げるとともに、研究課題を明らかにするためのICTを活用した情報の収集力・分析力など情報リテラシーの能力も高めていく。そして、発表、卒業論文作成の一連のプロセスが、専門性を生涯にわたり高めるための自己研鑽に努める資質を高めることにもつながる。また、グローバルな視点、卒後教育レベルの講義や他専攻の専門性について、「海外語学研修(カナダ)」、「海外医療福祉研修(フィリピン)」、「リハビリテーション治療学特論Ⅰ~Ⅳ」などの選択科目を配置。
(2-3)専門的実践力
運動器障害、中枢神経障害、内部障害、発達障害、老年期障害などに必要な評価の目的・方法、解釈、及びその解釈から導きでた問題点への介入理論、方法論、及びその技術について、演習を交えて学ぶ。
理学療法の統合学習として、「理学療法セミナーⅡ」では評価実習で担当した症例について評価結果を整理し,問題点を改善するための治療プログラムを立案し、「理学療法セミナーⅢ」では、症例の問題を解決するために症例に関連する基礎知識の確認,系統的に疾患が引き起こす生活機能障害について情報整理,理学療法的臨床思考過程の育成,ならびに技能の習得を行う。また,評価実習の中で経験した症例について整理し,レジュメをもとに発表・報告会を行い,理学療法評価に対する理解を深める。「理学療法セミナーⅣ」では、これまでに習得した基本的知識と技術を整理し,臨床総合実習に向けた準備とする。実習後は担当した症例について整理し,レジュメを作成した後に発表・報告会を行い,理学療法の評価から効果判定に対する理解を深めることを目的とする。また,実際の臨床技能の習得に着目して,OSCEを実施し,確実に臨床技能が習得できるように取り組んでいく。
臨床実習を配置し、作業療法の実践を経験するとともに、病院や施設での作業療法士の役割、多職種連携、医療倫理・道徳観など将来の作業療法士として必要な知識・技術の修得を促す。
(2-4)多職種協働
基礎演習Ⅰ・ボランティア活動Ⅰ(1年),基礎演習Ⅱ・ボランティア活動Ⅱ(2年),総合演習Ⅰ(3年),総合演習Ⅱ(4年)と全学部共通の科目が設定されており,その中で理学療法・作業療法の合同科目として活動し,両専攻の教員が両専攻の学生に関わる機会が多く設定されている。また研究室の他に両専攻の教員が教職員室に席が用意され,教員間の連携が密にとれる環境にある。更に両専攻の教員が両専攻の学生に関われる,あるいは学生間の交流が図れるよう合同科目が多く配置され、両専攻の連携を強化している。このことで,他職種の理解と連携を学生時代から育み,また多様な価値観を受け入れるとともに専門性を伝える機会が各専門の強みとより深い理解につながることが期待できる。また、「チームケア入門Ⅰ・Ⅱ」は、リハビリテーション学部、看護学部、社会福祉学部の全部学生で構成された小グループにて、職種の役割、各職種の立場による事例検討を行い、各グループによる発表を行う。これらを通して、多職種協業の素地となることを期待している。
(2-5)地域実践
地域貢献するための社会性を備えた能力を有し、多様な地域課題を把握し、マネージメントを含めた地域実践が行える。その為に、「ボランティア活動Ⅰ」では、依頼された目的・内容のボランティアを中心に経験しつつ、自身の興味や課題に基づくボランティア実践き、「ボランティア活動Ⅱ」では継続ボランティアなど学生自身が主体的に企画・運営する、あるいは地域の方々と協力して準備から実施までを経験する。このことで、地域課題やマネージメント力の向上を図る。また、理学療法士としての地域支援での評価・介入について学び、「地域リハビリテーション実習」にて、実践場面を経験する。
(3)成果の測定
(3-1)各学期終了時に国際的な成績評価指標であるGPA(Grade Point Average)で評価する。
(3-2)各学年終了時に経済産業省の提案する社会人基礎力について、学生自身の自己評価を行う。
(3-3)各学期終了時にDPごとに配置された科目の重みづけ、単位数、GPAより各DPの到達度を算出する。
(3-4)臨床実習、及びOSCEを用いて、臨床技能、及び職業人としての資質などを評価する。
(3-5)4年次より専門課程に関して、学内、及び全国模擬試験を実施して、国家試験合格の水準に達しているか測定を行う。
(3-6)卒業研究において、所属するゼミでの評価や、研究発表を基準に沿って評価することで、研究的態度や専門職者として研鑽し続ける姿勢に関する成果を測定する。
作業療法専攻 カリキュラム・ポリシー
(1)教育内容
(1-1)初年次教育
学士課程へのスムーズな移行のためには、大学の教育特色であるボランティア活動、環境美化活動、大学の理念を含めた教育方針を理解し、また図書館の利用、情報の検索方法、ノートテイキング、レポートの作成方法、発表方法など大学での学び方や専門教育の在り方などを目的に「基礎演習Ⅰ」、「ボランティア活動Ⅰ」、「医療・福祉・教育の基礎」を配置。
1年次の早い時期に作業療法士の役割・やりがい・面白さへの理解を促し、学業への意欲を高めることを目的に「作業療法概論Ⅰ・Ⅱ」、「基礎作業学」、「基礎作業学実習」を配置。
挨拶やお礼、お願いごと、困ったことなどの伝え方、相手への共感の方法・意味を学び、大学における対人関係力を高める目的に「基礎演習Ⅰ」、「ボランティア活動Ⅰ」、「対人関係論」を配置。
物理学、数学、生物など高校教育において選択していない学生への学修の補完として、
(1-2)豊かな人間性
大学の理念(礼儀・挨拶・仁・知行合一など)、ボランティア活動、環境美化活動など大学の特色の理解と実践を目的とし、「人間哲学」、「道徳教育」、「ボランティア活動Ⅰ・Ⅱ」、「基礎演習Ⅰ・Ⅱ」、「総合演習Ⅰ・Ⅱ」を配置。
基礎分野の科目履修を通して幅広い教養を身につけることを促すことを目的に「教育原理」、「生涯学習概論」、「心理学」、「国際文化論」、「物理学」、「法学」、「経済学」、「情報処理Ⅰ・Ⅱ」、「マスメディア論」、「医療英語Ⅰ・Ⅱ」、「韓国語Ⅰ・Ⅱ」、「中国語Ⅰ・Ⅱ」、「スポーツレクリエーション実技」、「レクリエーション活動援助法」、「障害者スポーツ」、「医療・福祉・教育の基礎」、「対人関係論」を配置。
作業療法士の職業人・医療人としての行動について理解を促すことを目的に「作業療法概論Ⅰ・Ⅱ」、「リハビリテーション管理学」を配置。
ボランティア活動、地域支援を通して、地域における保健・医療・福祉・教育職や作業療法士に期待される役割を理解することを目的に「ボランティア活動Ⅰ・Ⅱ」、「地域作業療法演習」を配置。
臨床実習、及びそのオリエンテーションや報告会の中で、作業療法士の行動規範の理解を促すことを目的に「基礎評価実習」、「評価実習」、「総合臨床実習Ⅰ・Ⅱ」、「地域リハビリテーション実習」を配置。
(1-3)専門性の探求
興味・関心の領域の開発や幅を広げる、新しいことや分からないことを調べる、また学び続けることやその喜びなどの志向性、態度を育てることを目的に「研究法」、「研究法演習」、「作業療法研究計画演習」、「卒業研究」、「リハビリテーション管理学」、「海外語学研修(カナダ)」、「海外医療福祉研修(フィリピン)」、「リハビリテーション治療学特論Ⅰ~Ⅳ」を配置。
(1-4)専門的実践力
人の構造・機能の理解することを目的に「解剖学Ⅰ・Ⅱ」、「生理学Ⅰ・Ⅱ」、「生理学実習」、「運動生理学演習」、「基礎運動学Ⅰ・Ⅱ」、「臨床運動学演習」、「人間発達学」、「臨床心理学」を配置。
疾患を理解することを目的に「臨床医学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」、「一般臨床医学」、「リハビリテーション医学」、「内科・老年医学」、「整形外科学Ⅰ・Ⅱ」、「神経内科学Ⅰ・Ⅱ」、「精神医学」を配置し、またリハビリテーションで扱う主たる疾患について、総合的に理解・統合することを目的に「疾患学インテグレート」を配置。
作業療法に関する理解することを目的に「基礎作業学」、「基礎作業学実習」、「作業分析論」、「義肢装具学」を配置。
作業療法における評価に関して、目的、方法の知識・技術、及び結果の記載方法や解釈を修得することを目的に「評価学概論」、「運動機能評価学」、「認知心理評価学」、「社会・生活機能評価学」、「リハビリテーション画像評価学」を配置。
作業療法の介入理論、及び方法に関する知識・技術に関して、作業療法における4つの専門領域(身体障害・老年期障害・発達障害・精神障害)に応じた科目である「運動器障害作業療法治療学」、「内部障害作業療法治療学」、「精神機能作業療法治療学」、「発達過程作業療法治療学」、「認知機能作業療法治療学」、「神経障害作業療法治療学」を配置。
作業療法の評価・問題点抽出・全体像の把握・目標設定・介入の一連の実践プロセスを理解することを目的に「作業療法総合評価演習」、「生活行為向上マネージメント演習」、「作業療法治療学総合演習」、「リハビリテーション総合演習」を配置。
座学で学んだ知識と実践技術を結びつけて理解することを促すための実習・演習科目として、「体表解剖・触診演習」、「評価学演習Ⅰ・Ⅱ」、「治療学演習Ⅰ・Ⅱ」、「義肢装具学演習」を配置。
「基礎評価実習」、「評価実習」、「総合臨床実習Ⅰ・Ⅱ」、「地域リハビリテーション実習」の臨床実習を配置。
(1-5)多職種協働(態度・志向性)
学内、海外、及び地域・臨床現場でのコミュニケーション能力の向上・修得や専門職間の役割、及び協業について理解し、協力して、授業を進めることを目的に「医療・福祉・教育の基礎」「海外語学研修(カナダ)」、「海外医療福祉研修(フィリピン)」、「チームケア入門Ⅰ・Ⅱ」、「保健医療福祉論」、「研究法」、「研究法演習」、「卒業研究」、「疾患学インテグレート」、「リハビリテーション管理学」、「生理学実習」、「運動生理学演習」、「基礎運動学Ⅰ・Ⅱ」、「臨床運動学演習」、「ボランティア活動Ⅰ・Ⅱ」、「基礎演習Ⅰ・Ⅱ」、「総合演習Ⅰ・Ⅱ」を配置。
(1-6)地域実践(総合的な学習経験と創造的思考力)
「ボランティア活動Ⅰ」、「ボランティア活動Ⅱ」、「保健医療福祉論」、「地域リハビリテーション概論」、「地域作業療法学」、「地域作業療法演習」、「地域リハビリテーション実習」を配置し、地域や福祉施設でのボランティア活動、及び作業療法士の実践を修得するための地域支援の知識・技術、及びその実践を行う。
(2)教育内容
(2-1)豊かな人間性を育むために
「人間哲学」、「道徳教育」にて、大学の理念である真心(思いやり・いつくしむ心)を育て、人の道を行う(正しい行い)「仁」を建学の精神について学び、ボランティア活動、そして正課外活動としての環境美化活動の実践の場を通して、その本質の理解を促し、人格的な資質を育む。また、ボランティア活動では、個々の目標と活動報告、目標に対しての振り返りをポートフォリオとして整理する。環境美化活動においても教育環境の整備、清掃活動に必要な用具の管理など主体的でかつ協力しながら実施することで、気づきや他者への配慮など大学の理念を学ぶ場とする。
一般教養科目は、教育学、語学、情報リテラシーなどの科目を配置することで、社会的常識、およびそれらに支えられた豊かな教養により醸成、人間性を身につけることを期待している。
(2-2)専門性の探求
医療・福祉、及び作業療法は、その技術の進化や社会保障制度の変化を含めた社会の求めるものも変化していく。それへの対応や作業療法士が社会に必要とされるためには、常に学び続ける姿勢とその成果を示していく必要である。その為に、研究・探求の重要である。「研究法演習」、「作業療法研究計画演習」、「卒業研究」は、将来の目標や興味関心を広げるとともに、研究課題を明らかにするためのICTを活用した情報の収集力・分析力など情報リテラシーの能力も高めていく。そして、発表、卒業論文作成の一連のプロセスが、専門性を生涯にわたり高めるための自己研鑽に努める資質を高めることにもつながる。また、グローバルな視点、卒後教育レベルの講義や他専攻の専門性について、「海外語学研修(カナダ)」、「海外医療福祉研修(フィリピン)」、「リハビリテーション治療学特論Ⅰ~Ⅳ」などの選択科目を配置。
(2-3)専門的実践力
身体面、精神心理面、認知機能、社会生活技能、疾患別などのなどに必要な評価の目的・方法、解釈、及びその解釈から導きでた問題点への介入理論、方法論、及びその技術・実践について、演習を交えて学ぶ。評価の目的・方法、及びその解釈から導きでた問題点への介入とその為の理論・技術について、演習を交えて学ぶ。またその技能の評価に、臨床実技機能評価などを実施し、修得を促す。また「作業療法総合評価演習」では、臨床実習における評価の進め方を指導者や関連スタッフとのやり取りを模擬的に演習し、流れや必要な技能を修得する。「作業療法治療学総合演習」では、各領域の主たる疾患を対象にプロフィールからの評価計画、評価結果からの全体像の把握と目標設定、及び介入計画を課題解決型学習にて演習する。生活行為向上は作業療法の専門性を発揮する重要な視点であり、「生活行為向上マネージメント演習」にて、生活行為の聞き取り方、生活行為課題解析、及びプランに関して、事例検討を通して理解を進める。
臨床実習を配置し、作業療法の実践を経験するとともに、病院や施設での作業療法士の役割、多職種連携、医療倫理・道徳観など将来の作業療法士として必要な知識・技術の修得を促す。
(2-4)多職種協働
基礎演習Ⅰ・ボランティア活動Ⅰ(1年),基礎演習Ⅱ・ボランティア活動Ⅱ(2年),総合演習Ⅰ(3年),総合演習Ⅱ(4年)と全学部共通の科目が設定されており,その中で理学療法・作業療法の合同科目として活動し,両専攻の教員が両専攻の学生に関わる機会が多く設定されている。また研究室の他に両専攻の教員が教職員室に席が用意され,教員間の連携が密にとれる環境にある。更に両専攻の教員が両専攻の学生に関われる,あるいは学生間の交流が図れるよう合同科目が多く配置され、両専攻の連携を強化している。このことで,他職種の理解と連携を学生時代から育み,また多様な価値観を受け入れるとともに専門性を伝える機会が各専門の強みとより深い理解につながることが期待できる。また、「チームケア入門Ⅰ・Ⅱ」は、リハビリテーション学部、看護学部、社会福祉学部の全部学生で構成された小グループにて、職種の役割、各職種の立場による事例検討を行い、各グループによる発表を行う。これらを通して、多職種協業の素地となることを期待している。
(2-5)地域実践
地域貢献するための社会性を備えた能力を有し、多様な地域課題を把握し、マネージメントを含めた地域実践が行える。その為に、「ボランティア活動Ⅰ」では、依頼された目的・内容のボランティアを中心に経験しつつ、自身の興味や課題に基づくボランティア実践き、「ボランティア活動Ⅱ」では継続ボランティアなど学生自身が主体的に企画・運営する、あるいは地域の方々と協力して準備から実施までを経験する。このことで、地域課題やマネージメント力の向上を図る。また、「地域リハビリテーション概論」、「地域作業療法学」、「地域作業療法演習」など作業療法士としての地域支援での評価・介入について学び、「地域リハビリテーション実習」にて、実践場面を経験する。
(3)成果の測定
(3-1)各学期終了時に国際的な成績評価指標であるGPA(Grade Point Average)で評価する。
(3-2)各学年終了時に経済産業省の提案する社会人基礎力について、学生自身の自己評価を行う。
(3-3)各学期終了時にDPごとに配置された科目の重みづけ、単位数、GPAより各DPの到達度を算出する。
(3-4)臨床実習、及びOSCEを用いて、臨床技能、及び職業人としての資質などを評価する。
(3-5)4年次より専門課程に関して、学内、及び全国模擬試験を実施して、国家試験合格の水準に達しているか測定を行う。
(3-6)卒業研究において、所属するゼミでの評価や、研究発表を基準に沿って評価することで、研究的態度や専門職者として研鑽し続ける姿勢に関する成果を測定する。
短期大学部 医療福祉学科 カリキュラム・ポリシー
短期大学部では、建学の精神「仁」と教育理念「知行合一」に基づき、医療福祉専門職を養成するため、以下の方針に基づきカリキュラムを編成する。
(DP知識・理解)
1.医療福祉専門職に必要な知識や教養を身に付け、医療・福祉に関する課題を多面的に考察するために、基礎科目と専門科目、コース科目、講座を設ける。
(DP汎用的技能)
2.医療福祉の対象者一人ひとりの望む生活に貢献できる力を養うため、「基礎演習」、「総合演習」、「ボランティア活動」などの科目を設ける。
(DP態度・志向性)
3.医療福祉専門職としての職業倫理を身に付けることを目的に、「道徳教育」をはじめ「人間の尊厳と自立(哲学)」、「医療倫理」などの科目を設ける。
(DP態度・志向性)
4.医療福祉専門職としてのプライドを持ち医療・福祉に対する貢献意欲を持つことを目的に、「基礎科目」や実習を含む「専門科目」を設ける。
(DP総合的な学習経験と創造的思考力)
5.多職種連携のあり方や医療・福祉に関する課題を解決するための方法を理解することを目的に、「チームケア入門Ⅰ」や「実習」などを設ける。
介護福祉コース・介護福祉士実践コース カリキュラム・ポリシー
群馬医療福祉大学短期大学部 医療福祉学科 介護福祉コース及び介護福祉士実践コースでは、建学の精神と教育理念に基づき、介護福祉分野で活動する介護福祉士として介護を必要とする人々に貢献できる人材を育成するため、以下のポリシーに基づいてカリキュラムを編成する。
(DP知識・理解)
1.介護福祉士に必要な知識や技術等を身に付け、専門職としてふさわしい言動を図ることを目的に、基礎科目と専門科目(介護福祉士指定科目)、コース科目、講座を設ける。
(DP汎用的技能)
2.介護福祉士が関わる対象者一人ひとりのニーズを把握するための力を養うため、「基礎演習」、「総合演習」、「ボランティア活動」などの科目を設ける。
(DP態度・志向性)
3.「道徳教育」「人間の尊厳と自立(哲学)」の学びを基に、職能団体が示す倫理綱領を理解する。
(DP態度・志向性)
4.実習を含む「専門科目」を通じ、対象者のその人らしい生活環境づくりに対する貢献意欲を高める。
(DP総合的な学習経験と創造的思考力)
5.「チームケア入門Ⅰ」や「実習」などを通じ、多職種連携のあり方を学ぶとともに、介護領域に関する課題を解決するための方法を理解する。
福祉総合コース カリキュラム・ポリシー
群馬医療福祉大学短期大学部 医療福祉学科 福祉総合コースでは、建学の精神と教育理念に基づき、介護福祉士・社会福祉士として福祉ニーズを理解し支援できる人材を育成するため、以下のポリシーに基づいてカリキュラムを編成する。
(DP知識・理解)
1.介護福祉士・社会福祉士に必要な知識や技術等を身に付け、専門職としてふさわしい言動を図ることを目的に、基礎科目と専門科目(介護福祉士指定科目)、コース科目(社会福祉士指定科目等)、講座を設ける。
(DP汎用的技能)
2.福祉の対象者一人ひとりのニーズを把握するための力を養うため、「基礎演習」、「総合演習」、「ボランティア活動」などの科目を設ける。
(DP態度・志向性)
3.「道徳教育」「人間の尊厳と自立(哲学)」の学びを基に、職能団体が示す倫理綱領を理解する。
(DP態度・志向性)
4.実習を含む「専門科目」を通じ、対象者のその人らしい生活環境づくりに対する貢献意欲を高める。
(DP総合的な学習経験と創造的思考力)
5.「チームケア入門Ⅰ」や「実習」などを通じ、多職種連携のあり方を学ぶとともに、福祉ニーズを理解し支援できる方法を考察する。
医療事務・秘書コース カリキュラム・ポリシー
群馬医療福祉大学短期大学部 医療福祉学科 医療事務・秘書コースでは、建学の精神と教育理念に基づき、医療関係施設等で活動する医療事務・秘書として医療を必要とする人々に貢献できる人材を育成するため、以下のポリシーに基づいてカリキュラムを編成する。
(DP知識・理解)
1.医療事務・秘書に必要な知識や技術等を身に付け、専門職としてふさわしい言動を図ることを目的に、基礎科目と専門科目、コース科目、講座を設ける。
(DP汎用的技能)
2.医療関係施設等の対象者一人ひとりのニーズを把握するための力を養うため、「基礎演習」、「総合演習」、「ボランティア活動」などの科目を設ける。
(DP態度・志向性)
3.「道徳教育」「人間の尊厳と自立(哲学)」「医療倫理」等の学びを基に、職業倫理を理解する。
(DP態度・志向性)
4.実習を含む「専門科目」を通じ、医療・福祉に対する貢献意欲を高める。
(DP総合的な学習経験と創造的思考力)
5.「チームケア入門Ⅰ」や「実習」などを通じ、多職種連携のあり方を学ぶとともに、医療現場に関する課題を解決するための方法を理解する。